lala

(ネタバレなしなので、ご安心を)


アカデミー賞直前に滑り込みセーフでLa La Land見て来ました。 アメリカではもう去年からやっていたのに、日本に来るの遅いよプンプンです。私はミュージカルの映画がとても苦手で、どうしてもニヤついてしまうというか、そんなに突然歌われたらこっちだって真剣に見られないよぉという気持ちがあるのですが、La La Landは私の近年でナンバーワンに好きだった「セッション(Whiplash)」の監督の作品だということで、苦手だろうが見に行ってやろう!と思い行って来ましたが……とってもよかった!

心が明るくなるような色使いと現代の話なのになんだかちょっと60年代っぽい感じ、チャーミングでありながらも哀愁も漂うストーリーでした。ロサンゼルスに住んでいる人なんか、もう嬉しくなっちゃうんじゃないかなって思うほどロサンゼルスを見せてくれていました。そして俳優や女優の卵でいっぱいのロサンゼルスなので、ショービズの世界にいる人はすごく親近感が持てたんじゃないでしょうか。

何よりも私が膝を打ったことは、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンのすばらしいこと!ミュージカル俳優じゃないのに、踊りも歌もそしてピアノもすっごくがんばった。もうそこに感動しました。たくさん練習したんだろうなとか、そんなことを思いながら見ていました。ぜひ、ぜひ、賞を取ってもらいたいと思っています。


夢を叶えるにはやりたくないこともやらなきゃいけない時もあるし、何かを捨てたり諦めたりしなきゃいけないこともある。その時、何を選ぶのが正しくて、何を決断するのが間違っているのかわからなくても、選んだ道が正しい道となるんだと思わされた映画でした。


リョウコ独断評価:★★★★★(オススメ!)