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そうです、何を隠そうコーヒー嫌いでした。もう少しちゃんと言うならば「飲まず嫌い」のほうが正しいかもしれません。

コーヒーとの出会いは小学校低学年。それは衝撃的な出会いでした。学校から帰ってきてお腹が空いていた私の目に飛び込んできたのは、白いご飯と麦茶。料理というものを知らない子供ですから、お茶をチンしてご飯にかけてお茶漬けをしようと思ったわけです。もうおわかりでしょうか。 かけたのは麦茶ではなくて、コーヒーでした。気持ち悪いのってなんのって。それ以来コーヒーを悪だと思い続けました。そんな私が大人になり、奇しくもコーヒーで有名なシアトルに赴任が決まります。

私の「コーヒー = 悪」の方程式はシアトルに引っ越したのちも、なかなか拭い去られることはありませんでした。 ただスタバ、タリーズ、オシャレなカフェと、どこへ行ってもお茶を頼むと、お湯とティーバッグをドンと出される虚しさに、だんだん「・・・・コーヒー飲んでみるかな」という気にさせられました。

最初に頼んだのは今でも忘れられない、ホワイトチョコレートモカなんとかなんとかっていう砂糖の塊のような飲み物でした。その甘さに耐え切れずだんだん砂糖を削ぐ形で、モカ→ラテ→アメリカーノと変わっていきました。エスプレッソのおいしさがわかってきたんですね。一度おいしさがわかると、いろんな豆の種類でいろんな飲み方をしてみて、楽しめることがわかりました。お茶と違って、淹れ方の種類が多くてその時の気分で、味も淹れ方も決められるのがコーヒーの楽しいところですかね。

コーヒー茶漬けというトラウマからの飲まず嫌いでしたが、コーヒーが大好きな街シアトルに来たことがきっかけで、それが仕事にもなったっていう、本当に人生いい意味で思った通りにはいかないもんだなと思いました。どうして仕事になって行ったかというのは、また別の機会に。